ロコモティブシンドローム(運動器不安定症)の予防
現在、平均寿命は、男性81歳、女性86歳と日本は世界一の長寿国となっており、超高齢化社会を迎えています。ところが、健康で生活できる寿命(健康寿命)は、男性74歳、女性76歳と、平均寿命とは、それぞれ7年、12年のギャップがあり、70台半ばくらいの方は、何かしら病気などを抱え、健康に不安を感じながら、日々の生活を送られているのが現状です。その中で、筋肉、骨、関節、神経等の機能が低下する状態(ロコモティブシンドローム)になってきます。そうすると、転倒等の危険 ⇒ 外に出歩かなくなる ⇒ 筋力が弱る ⇒ 転倒の危険 といった悪循環に陥ってしまい、その先にあるのが、介護、寝たきりになる可能性が非常に高くなってきます。なので、寝たきりにならないために大事なことは、メタボ予防、認知予防だけのみならず、骨を鍛え、筋力を鍛えることが非常に重要です。当院では、リハビリテーションにより、ロコモティブシンドロームを予防してきます。みんなで、ニコニコ 100歳(2×5×2×5)を目指していきましょう。