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リハビリテーション科

理学療法とは病気、けが、高齢、障害などによって運動機能が低下した状態にある人々に対し、運動機能の維持・改善を目的に運動、温熱、電気、水、光線などの物理的手段を用いて行われる治療法です。皆様のリハビリテーションのニーズに十分こたえるべく、理学療法士が複数常勤しており、運動療法を施行しております。また、各種牽引や低周波、干渉波、SSPなどの最新の機械も備えており、物理療法も充実しております。広くて明るく解放感のあるリハビリ室(100平米以上)で、腰痛・膝痛・肩痛でお困りの方から、骨折・脊椎疾患手術後の必要な方まで、幅広く良質な理学療法・物理療法を提供させていただき、皆様の運動器をお支えさせていただきます。シンスプリント、足関節捻挫、足底筋膜炎、グローインペイン テニス肘・ゴルフ肘、肩腱板損傷などのスポーツ外傷・障害についても運動療法を施行しております。重症度、手術の可能性等のある場合は、対応できる病院にご紹介させていただくこともございます。

理学療法とマッサージの違いについて

理学療法(リハビリテーション)の場合、患者さんが失ってしまった(または低下してしまった)運動機能を回復することが目的となります。たとえば、歩行する筋力が低下した場合は、歩けるように筋力をアップする訓練をしたり、関節が硬くなればサポートしながら動かす範囲を増せるような訓練を行います。理学療法士という国家資格保持者の仕事です。

一方、マッサージというのは、厳密に言うと「あん摩マッサージ指圧師」の国家資格を持った方が行える施術です。ただし、医師ではないので病気やけがの診断はできません。主に疲労回復や、リラクゼーション目的です。

理学療法士は原則マッサージは行いません。マッサージしてもらいたい、ちょっと揉んでもらって凝りをほぐしたい、リラックスをしたい、という方は理学療法士とのマンツーマンでのリハビリテーションは適しません。

リハビリは「病気や外傷が原因で心・身の機能と構造の障害と生活上の支障が生じたときに、個人とその人が生活する環境を対象に、多数専門職種が連携して問題の解決を支援する総合的アプローチ 」と定義されています。

つまり、リハビリは患者が社会復帰するために必要なアプローチすべてを指す言葉です。理学療法士は、関節可動域運動や筋力強化トレーニング、日常生活動作練習、歩行練習など様々なアプローチを行います。マッサージ師はマッサージが専業のため、このようなアプローチを行なうことはありません。

理学療法士は肩や腰に痛みがある患者などに対して、マッサージを中心とした施術を提供する場合があります。また、スポーツ分野では、選手の疲労回復や体のメンテナンスのためにマッサージをよく行ないます。

これらのイメージが理学療法士とマッサージ師とが似た職業であるという印象を与えているように思います。理学療法士が行なうのはあくまでもリハビリであり、マッサージはリハビリの中で行なう一つの治療法です。マッサージを専業としているマッサージ師とはその点が大きく違います。

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