脊椎疾患
脊椎疾患は診断から治療まで非常に高度な知識と技術が必要です。院長は船橋市立医療センターで 2007年4月から2018年3月までの 11年間、脊椎疾患の治療に携わってきました。その間、約800件の手術に携わってきました。一般的によくある腰椎・頚椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症から、交通事故や転落などの脊椎骨折を伴う脊椎の外傷、近隣の病院で脊椎の緊急の手術ができる体制のある病院が船橋市立医療センター以外にはないため、近隣の病院から患者さんをご紹介いただき、急激に手足が麻痺の進行をきたす脊椎の管の急速に圧迫する病態である脊椎硬膜外血腫、膿瘍の摘出、癌などの脊椎転移などの脊椎外科の中でも特に緊急性・専門性の高い疾患に一つ一つに日夜向かい合って診療してきました。今日の流れとして手術件数の多い人が、名医かのような風潮がありますが、手術は数が多ければいいというものではありません。技術の向上、あるいは技術レベルの維持のためにはある程度の数を経験することが必要ですが、究極は一人の職人のようなものですから、人間性、自己の研鑽、さらには器用不器用といったセンスも非常に重要です。これらはなかなか外部からはわかりにくく、したがってマスコミ等の情報のみに従って医療機関を選択することは好ましいことではありません。院長は、脊椎手術において、船橋市立医療センターにおいて本当に必要性のある方だけを手術してきたという強い自負を持っています。その中で一つ間違えば手足が麻痺してしまうようなこともある頚椎、胸椎、腰椎の手術を施行してきた経験から、手術しないでいけるのか、手術をしなければいけないのか という「難しい選択」をすることに対して、経験に基づき、最適なアドバイスをさせていただきます。その上で手術が必要と判断した場合は、その方にベストな方法を施行していただける近隣の信頼できる病院をご紹介させていただきます。まだ手術しないでいけるのではないかと判断した方には、投薬、ブロック、理学療法、物理療法、ヨガなど、保存療法の粋を尽くして、全力で当クリニックで加療させていただきます。